厚生労働省:食品表示等業務の移管について

厚生労働省より、食品表示等に関する業務が新たにできる「消費者庁」に移管されます。

 これまで、厚生労働省で行っていた食品表示等に関する業務(食品衛生法、健康増進法の規定に基づく表示基準の策定等)が平成21年9月1日付けで消費者庁へ移管されます。
 それに伴って、次の業務についても厚生労働省ではなく、消費者庁で行うこととなったため、関係書類の提出先が変わります。

・製造所固有記号の届出

・特定保健用食品の申請

※ 平成21年9月1日以降の新たな提出先
        〒100-6178 東京都千代田区永田町2-11-1 消費者庁食品表示課あて


詳細(厚生労働省からのお知らせ)




神奈川県:「食品衛生法に基づく営業の施設基準等に関する条例」及び同条例施行規則が改正されました!

 飲食店などの食品営業施設の衛生管理の確保、食中毒発生の防止等を目的として、「食品衛生法に基づく営業の施設基準等に関する条例」及び同条例施行規則に規定される営業者が守るべき衛生上必要な措置の基準が追加されました。

 横浜市、川崎市、横須賀市及び相模原市を除く神奈川県内の地域で食品関係の営業をされている方は、この条例及び条例施行規則に規定された内容に基づき、食品等の取扱いに係る衛生上必要な基準(管理運営要領)を作成し、それを遵守していく必要があります(平成21年10月1日施行)。 

 詳細は、お近くの県保健福祉事務所又は藤沢市保健所までお問い合わせ下さい。

  • 改正内容のイメージ [66/KB]
  • 条例の新旧対照表 [97/KB]
  • 条例施行規則の新旧対照表 [222/KB]
  • 神奈川県HPより) 



    東京都品川区役所で食中毒発生

     品川区役所職員食堂で食中毒が発生しました。

    探知
     平成21年8月24日(月)午後3時、品川区民から品川区保健所に「8月19日昼に品川区役所の職員食堂にて4名で食事をしたところ、うち2名が同日午後9時頃からおう吐、下痢等の症状を呈している。」旨の連絡が入った。

    調査結果
     品川区保健所は、探知後ただちに感染症と食中毒の両面から調査を開始した。
     ・患者は、区職員や区民等であり、8月18日から24日にかけて発症していた。
     ・患者は当該食堂で調理された食事を共通して喫食していた。
     ・当該食堂での食事を喫食していない区職員等に発症はない。
     ・患者検便等からサルモネラを検出している。

    決定
     品川区保健所では、下記の理由により、本件を当該食堂で提供した食事を原因とする食中毒と断定した。
     ・患者の共通食は、当該食堂の食事以外にはない。
     ・患者の症状がほぼ共通しており、サルモネラによるものと一致した。
     ・患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

    その他詳細 (東京都HP)


    海外:2009年7月にウェールズ北部のWrexham で発生したベロ毒素産生性大腸菌O157 感染アウトブレイク(ユーロサーベイランス)

    国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No. 18 / 2009 (2009. 08.26)より

    ● Eurosurveillance
    http://www.eurosurveillance.org/

    2009 年7 月にウェールズ北部のWrexham で発生したベロ毒素産生性大腸菌O157 感染アウトブレイク
    Verocytotoxin-producing Escherichia coli O157 outbreak in Wrexham, North Wales,
    July 2009
    Volume 14, Issue 32, 13 August 2009

     
    ウェールズ北部のWrexham でベロ毒素産生性大腸菌O157(VTEC O157)感染患者4人が発生し、ウェールズ公衆衛生局(NPHS: National Public Health Service for Wales)およびWrexham 州区カウンシル(WCBC: Wrexham County Borough Council)の環境衛生担当官が調査を行っている。

     患者は全員が女性で、3 歳、23 歳、および32 歳が2 人である。患者1 は7 月20 日に発症し、検便で陽性結果が出た後、7 月22 日にNPHS に報告された。その後、溶血性尿毒症症候群(HUS)と血小板減少性紫斑病を発症して7 月28 日に入院した。現在は腎臓透析と血しょう交換療法を受けている。患者2 は7 月21 日に発症、7 月24 日にNPHS に報告され、現在、自宅で療養、回復に向かっている。患者3 および4 は母とその娘で、2 人とも7月21 日に発症した。娘はHUS のため7 月27 日に入院し、5 日間透析治療を受けたが今は退院している。病院で母娘から便検体が採集され、7 月30 日にその検査結果がNPHS に報告された。患者4 人全員が発症の前週に地元のファーストフード店でそれぞれ別の製品(チキンバーガー、ビーフバーガーもしくは野菜バーガー)を喫食したことを報告した。患者の間で他に共通の暴露歴がないかについて現在調査中である。

    続きを読む >>


    海外:Salmonella Cubana のアウトブレイク(カナダ公衆衛生局)

     国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 「食品安全情報 No. 18 / 2009 (2009. 08.26)」より

    ● カナダ公衆衛生局(PHAC: Public Health Agency of Canada)
    http://www.phac-aspc.gc.ca/

    Salmonella Cubana のアウトブレイク
    Salmonella Cubana Outbreak
    August 21, August 20, August 13, 2009

     カナダ公衆衛生局(PHAC:Public Health Agency of Canada)は、州および地方の保健機関、カナダ保健省(Health Canada)およびカナダ食品検査庁(CFIA:Canadian Food Inspection Agency)と協力し、Salmonella Cubana の小規模アウトブレイクの調査を行っている。

     カナダ国内では、8 月20 日時点で3 州から合計13 人の患者(オンタリオ州7 人、アルバータ州5 人、ブリティッシュコロンビア州1 人)が報告されている。このうち発症日が判明している12 人の患者は2009 年4 月15 日〜7 月26 日の間に発症した。

     患者数名からスプラウトの喫食が報告されている。PHAC は州および地方の公衆衛生機関およびCFIA と連携して、スプラウトの種類に関するより具体的な情報を収集し、残りの患者における感染源の特定に努めている。

     詳細情報は以下のサイトから入手可能。
    http://www.phac-aspc.gc.ca/alert-alerte/salmonella/index_200908-eng.php


    東京都福祉保健局:今夏の食品衛生一斉監視実施結果(中間報告)

     東京都福祉保健局より、夏の食品衛生一斉監視実施結果の中間報告が発表されました。

               今夏の食品衛生一斉監視実施結果(中間報告)

    平成21年8月26日
    福祉保健局

     食中毒の発生を未然に防止し、食品の安全栓を確保するため、都及び特別区・八王子市は、6月から8月までの期間、食品関係事業者等に対する夏の食品衛生一斉監視を実施しています。
     このたび、6月1日から7月31日までの実施結果について、速報値を取りまとめたので、お知らせします。
     この期間、食品関係営業者施設に対して120,835件の監視指導を行い、食品の衛生的な取扱いなどの指導を実施しました。また、8,118品目の食品について検査を実施した結果、10品目の違反を発見し、 必要な措置を行いました。

    詳細 (東京都福祉保健局HP)


    相模原市の食品衛生法の施行に関する条例(営業に係る公衆衛生上講ずべき措置の基準)が改正されました。

     

      食品等事業者の皆さん、ごぞんじですか? 平成21101日から適用されます。

    相模原市の事業者向けパンフレットによりますと

     

    Ø         これまでも、食品を取り扱う事業者による自主的な管理を促進してまいりましたが、近年、大規模菓子製造会社による原材料の不適切な取扱い、中国産冷凍餃子による健康被害など、食品の安全性を脅かす事例が発生していることから、市民の健康の保護を一層図るため改正したということです。

    Ø         食品を取り扱う全ての営業施設が対象となります。
    (ただし、営利を目的としない病院などの給食施設を除きます。)

    Ø         基準に不適合の場合は指導を行います。改善が見られない場合には、食品衛生法の規定により、営業の取消し・禁止・停止の処分を行う場合があります。更に、この処分に違反して営業を行った場合は、食品衛生法の規定により、罰則(3年以下の懲役又は300万円以下の罰金)が設けられています。

       詳細は相模原市HPをご覧ください。



    スズを検出したフィリピン産清涼飲料水の回収事例について

     厚生労働省より、スズが溶出したフィリピン産清涼飲料水の自主回収について発表されました。                                            


                                                  事務連絡
                                           平成21年8 月19日

    各検疫所 御中
                               医薬食品局食品安全部監視安全課
                                          輸入食品安全対策室

             スズを検出したフィリピン産清涼飲料水の回収事例について

     今般、下記のとおり、国内において、輸入者による自主検査の結果、成分規格に
    規定する値を超えてスズが検出されたフィリピン産清涼飲料水の回収事例がありま
    したので、業務の参考としてお知らせします。
     なお、果汁等酸性の缶詰食品の輸入相談又は届出があった場合には、本事例を踏
    まえ、容器の構造の確認、検査の指導等に留意いただくようお願いします。

                          記

    1 事例の概要

     石川県内の輸入者より、所在地を管轄する保健所に対し、販売中のフィリピン産
    清涼飲料水(マンゴーネクター等4種類)について自主検査を実施した結果、成分
    規格に規定する値を超えるスズが検出されたため、自主回収を行う旨の報告があっ
    た。
     当該食品は2008年12月に製造し、2009年1月に輸入したもので、輸入届出時は先
    行サンプルの検査成績書により成分規格適合を確認していた。なお、輸入者はその
    後、2009年7月に同一ロット品を輸入しようとし、輸入届出前に自主検査を実施し
    たところ、スズに係る成分規格不適合が判明したため、1月輸入の製品についても
    自主検査を実施したものである。

    2 スズの検出原因

     当該食品の容器はスチール缶で接合部にスズメッキによるコーティングを施した
    ものであり、内壁が被覆されていなかったため、コーティング部分のスズが溶出し
    たものと推察されている。

    厚生労働省 事務連絡資料



    平成21年度 食品衛生実務講習会Aのご案内 (東京都練馬区保健所)

     

    このイベントは終了いたしました。

      平成21年度 食品衛生実務講習会Aが東京都練馬区にて開催されます。

     練馬区保健所によりますと、食品衛生実務講習会が開催されます。食品による事故防止のために必要な知識や施設の衛生に関する自主管理の方法など、食品衛生責任者の方が知っておかなければならないことについて講習が行われます。
     営業許可を受けている施設の食品衛生責任者は、業態により下表の要領で受講するよう定められています。

    業態区分

    受講回数 

    ·  飲食店営業(仕出し、弁当、すし、集団給食)  

    ·  届出集団給食施設
      (食品製造業等取締条例に基づく届出義の  
       ある施設)

    ·  大量調理施設
      (1回350食または1日750食以上を提供
       する施設)

    各年度内に1回以上

    ·  上記以外の食品関係施設

    前回の受講日から
    3年に満たない期間内に1回以上

     

     

     

     

     

     

     

    ·



    · 日時
    平成21年9月16日(水)
    午後2時30分〜午後4時 (開場 午後2時〜)

    · 場所
    練馬文化センター 大ホール 

    · 講演内容
    「今、食品関係従事者に求められていること」

           

    ·  講師
    白鳥憲行 先生
    社団法人東京都食品衛生協会 東京食品技術研究所 食品衛生推進室室長

    Ø       事前の申し込みおよび受講料は必要ありません。

    Ø         お問い合わせ

       練馬区保健所(健康部)生活衛生課食品衛生担当係
       電話:03−5984−4675(直通)

        詳細は、練馬区保健所HPをご覧くだいさい。



    食品取扱者衛生講習会のご案内 (東京都中野区保健所)

    このイベントは終了いたしました。

     

     中野区にて食品衛生講習会が開催されます。

     

     内容は、食品取扱施設の自主管理や、食中毒予防に関する話です。

     日時: 910日(木曜日)午後2〜午後4 (午後1時半から受け付け )

     会場: なかのZERO大ホール

     対象: 中野内食品関係営業施設の食品取扱者と区民

     講師: 東京都健康安全研究センター 微生物部長

     申込み: 当日直接会場へ(無料) 先着1200

     お問合せ先

      部 署 名 : 中野区保健所 食品衛生担当

      電話番号: 03-3382-6664  ファクス: 03-3382-6667

    詳細は、東京都中野区保健所HPをご覧下さい。



    ブログタイトル変更しました
    本ブログは2010年9月21日より「食品衛生インフォメーション」と名称変更しました。
    なお、旧タイトルである「株式会社町田予防衛生研究所 社員ブログ」につきましては、2010年10月13日より、当社サイト内にて改めてオープンしました!
    コチラのブログにつきましてもどうぞよろしくお願い致します。
    ▶ Profile
    ▶ Links
    ▶ Calendar
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031     
    << August 2009 >>
    selected entries
    ▶ Categories
    ▶ Archives
    ▶ Search this site.
    ▶ Others
    ▶ Mobile
    qrcode
    ▶ Powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM