平成23年6月28日
農 林 水 産 省
遺伝子組換え体混入の可能性のあるパパイヤの葉の検査について
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農林水産省は、我が国で未承認の遺伝子組換えパパイヤの種子が流通していないか知るため、農林水産省が確立した種子の検査法を用いて、種子を検査してきました。 |
◆ 調査の背景・趣旨
農林水産省は、我が国で未承認の遺伝子組換えパパイヤの種子が流通していないか知るため、農林水産省が確立した種子の検査法を用いて、種子を検査してきました。
これまでに29種類(19品種と品種不明2種類)のパパイヤ種子を検査し、「台農5号」という名称で販売されていた種子(※)が遺伝子組換え体であり、残りの28種類(18品種と品種不明2種類)については遺伝子組換え体を含んでいないことを確認しました。
今般、果実中に種子ができない品種や、主として組織培養や挿し木により増殖させる品種を検査するため、パパイヤの葉を用いた科学的信頼性の高い検査法を確立しました。
この検査法を用い、主として組織培養により増殖され、販売・栽培されているパパイヤ苗(3種類)について検査しました。
(※)台湾当局からの情報では、台農5号は遺伝子組換え体ではない通常の品種として、交雑育種により昭和62年に開発されたものです。「台農5号」は、平成17年以降、「台湾農産」(Taiwan Agricultural Development Co., Ltd.、所在地:台湾台北市)から輸入され、この名称で販売されてきた種子と同一であると考えられます。
◆検査結果
● 今般の結果も含め、これまでに実施したパパイヤの種子29種類(19品種、品種不明2種類)、
苗3種類(3品種)の検査の結果一覧は、次のページでご覧になれます。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/ppykensa.html
● 「遺伝子組換え体混入の可能性のあるパパイヤの検査について」(平成23年2月22日公表)
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/110222.html
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
● パパイヤの葉の検査法について(PDF:178KB
-―お問合せ先―
消費・安全局農産安全管理課
担当者:二階堂、吉尾、高島
代表:03-3502-8111 (内線4505)
(直通):03-3591-6585 FAX:03-3580-8592
農林水産省プレスリリース
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/110628.html
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株式会社町田予防衛生研究所
TEL:042-725-2010
URL:http://www.mhcl.jp
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